プログラマーに向いていないか見極めるたった1つの方法【5分でできる】
プログラマーとして就職する前に、自分がプログラマーに向いていないかどうか見極める事ができれば、一度立ち止まって考える事ができますよね。自分は本当にこのままプログラマーを目指すべきなのかと。
この記事では
・プログラマーに向いていないか見極めるたった1つの方法
・プログラミングに向いていなくてもその後の戦略次第では問題ない
以上を解説します。
・プログラミング学習中の方
・既にプログラマーとして働かれている方
プログラマーに向いていないか見極めるたった1つの方法
プログラマーに向いていないか確かめるたった1つの方法とはpaizaのCランクを8割以上解けるかです。
理由は、プログラマーとして最も大事なスキルはロジックを組むスキルだからです。
(paizaは問題形式でコードを書くスキル(ロジックを組むスキル)を判定できる無料Webサイトです。)
プログラマーはエンジニアが作成した設計書に基づきプログラミングを組んで開発していく仕事です。
そのロジックが組めないという事になると致命的です。というか開発の仕事がほとんどできません。
何故paizaのCランクが判定基準かの件ですが、Cランクがほぼできれば基本的なコードを書く力(すなわちロジックを組むスキル)があるとみなされているためです。
Cランクは実務未経験レベルなので、既に業務に就いている方ならBランクで6割の正答率は欲しい所です。
ちなみにpaizaの受講レベルですが、文字の出力・四則演算・条件分岐if・ループ処理forなどの基礎的なスキルがあれば解く事が可能です。(全くプログラミングを触った事がない人は解けないので注意しましょう)
フレームワークやその他周辺知識は向き不向きに関係ない
「おいちょっと待てよ。いくら何でもpaizaだけで判定するのは極論すぎるだろう」
という反論が来そうなのでここで説明しておきます。
フレームワークを扱えればプログラミングに適正があるとはなりません。
というのもフレームワークは使い方を一度覚えれば誰でも使う事ができるからですね。
誰でも扱えるものであれば世の中プログラマーやエンジニアだらけになりますし。
私も昔ポートフォリオを作ってWeb開発企業を受けたことがあるのですが
そのポートフォリオは、ほとんどRuby on Railsの機能だけで作っており、自分で考えた機能やロジックが入っていなかったためレベルが低いと言われました。
その他Gitが使える、AWSが使える、SQLが使えるなど周辺技術は業務では必要ですが、これらも経験があれば使えるものなので扱える=プログラマーに向いているにはなりません。
プログラミングに向いていなくても戦略次第では問題ない
paizaでロジックが組めないから自分はプログラマーに向いていないと思うかと思いますが、その後の戦略次第でIT業界で生き残っていく事ができます。
コードを書く量が足りない
業務時間外でコードを書いていないため、練習不足でコードが書けない場合です。
この場合は、ただの練習不足なので直ちにpaizaでコードを書きまくりましょう。
といってもエンジニアは基本業務時間外でも技術の習得に努めなければ続けていくのは難しいので、コードを書くのが好きではないという点で向いていない可能性があります。
ちなみに私も初めてpaizaCランクをした時は解けず、自分向いていないな…となりました。
その後問題を解きまくるとパターンが分かりロジックを組めるようになった経験があります。
ちなみにpaizaの問題の答えは公表していません。なので正解するまで答えが分からない事になります。
どうしても正解を知りたい方やロジック構築力を鍛えたい方は、お得な月額制のプログラミングスクールを利用してみましょう。
>>参考:オススメの月額制プログラミングスクール5選【お得&コスパ最強】<<
管理エンジニアを目指す
自社開発企業や受託開発企業の場合、人員を管理するエンジニアを目指す事です。
具体的には誰をどのプロジェクトに充てるか進捗状況の確認などです。
この業務であれば自分が直接プログラムを組む必要がないので、IT業界で生き残っていけます。
ですが、最低限コードを読めなければいけないので最低限の知識は必要になります。
フロントエンジニアを目指す
バックエンド(サーバー側)と呼ばれる目に見えない部分の処理はコードをゴリゴリ書く必要がありますが、フロント(UI側)側ならHTML/CSSなどの比較的簡単な言語を習得するだけで務まります。
JavaScriptも少しだけ触れなければいけませんが、フロント側なので複雑なコードを書く機会は減ります。
どちらかというと、ロジックを組むよりセンスが大事なので感覚派の人は向いていると思います。
客先常駐はやめておくべき
上記のような業務に方向転換できるスキルがない場合、客先常駐に出される可能性があります。
自社にいると利益を生まないので外で稼いでこいというやつですね。
客先常駐は、当たりの案件も中にはありますが、大体が外れ案件です。
・開発スキルが積めずテスト業務ばかり
・炎上案件に入れられる
・暇なプロジェクトに配属させられるなど
むしろコードを書きたくないなら、客先常駐もアリという人もいるかもしれませんが、それなら辞めた方が将来的に単価を上げられると思います。
客先常駐に多いSIerについては、下記記事を見ていただければ実態がよく分かるかと思います。
>>SIerやめとけとの感想を体験者が語る【メリット・デメリットも】<<
部署異動もあり
大企業に勤めている場合
これ以上プログラミングはしたくない…という方は部署異動もありです。
というのも仕事って一生続けていくものじゃないですか。
20代、30代でもうプログラミング嫌だと思っているのに、それ以降好きになって得意になる事なんてまあないです。
多分向いていないと思います。
なのでプログラミングをしない部署とかに異動できるならした方が良いです。
仕事が嫌すぎて私生活にまで影響が出てしまったら本末転倒ですし。
プログラマーに向いていないか見極めるたった1つの方法 まとめ
プログラマーに向いていないかと思う方や適性を知りたい方は、まずはpaizaのCランクやBランクでスキルチェックをしてみましょう。
これでもしプログラムが組めなかったとしても、コードを書く回数を増やしやりポジションを変えれば何とかなるので、自分ができる分野を目指していくようにしましょう。
今回は以上です
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